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派遣社員から技術士になれるのか

技術士は多くの仕事を経験しなければ取得できない資格です。経験を持たなければ2次試験の受験資格がありませんし、仮に受験資格を得られたとしても試験合格はかなり難しいものでしょう。つまり正社員雇用でなければなかなか技術士の資格は取れないのです。
しかし、派遣社員から技術士の資格を取得できる場合もあります。派遣社員から技術士というのは難易度がかなり高いものの、真剣に仕事に取組み、しっかりと対策をすれば取得できる可能性もあるのです。

一次試験は派遣社員でも受けられる

派遣社員は技術士の一次試験に挑戦できるため、一次試験への合格で技術士補の資格を取得できます。ただ、難易度自体はかなり高いため、一次試験を通過するのもかなり厳しいでしょう。それでも対策をして、より多くの知識を勉強によって得ておけば、一次試験を派遣社員が合格できる可能性もあります。。
技術士の試験は徐々に難易度が高くなっているほか、より専門的な知識を問うような問題が多くなっています。従って専門的な分野の知識が足りないと試験への合格は難しいでしょう。知らない部分は知っている人に指導を受けたり、自分で勉強するなどして知識を得ておかないと、一次試験の突破は難しいのです。

仮に一次試験を突破した場合、技術士補として活動できます。二次試験には技術士補として仕事をしなければ試験資格が得られませんので、派遣社員でも仕事に携われる場所へ派遣されなければなりません。つまり一次試験を通過した後、何らかの形で二次試験の資格を得るために仕事を変えるか、二次試験に該当する仕事に就かなければなりません。派遣社員はこの部分が非常に難しく、二次試験までにかかる時間がかなり必要な場合もあるのです。

二次試験は仕事の経験をしっかり踏まえてから挑戦を

技術士の二次試験は、技術士に該当している仕事に従事しなければなりません。まずは仕事を経験して、技術士の資格を取れる権利を得ておきましょう。同時に技術士の二次試験に出題されると思われる問題をしっかりと勉強し、足りない部分は知っている人から教えてもらうなどの対策を取ってください。派遣社員でも技術士の資格を取りたいと告げれば、派遣先が協力する場合もあります。
二次試験は口頭試験もありますので、話して自分の知識を説明できるように整えておきましょう。技術士として指導ができる力も含めて重要なポイントですので、普段から説明できる力を付けるなどの対策をしてください。ここも試験対策として派遣先に協力してもらうなどして、なるべく技術士の試験合格につながるような対策を考えましょう。

ある程度経験しなければ二次試験を通過できず、技術士の資格は得られません。派遣社員として仕事を続けながら、技術士に必要な知識と経験、そして会話術などを身に着けて試験に臨むといいでしょう。
技術士として資格を得られれば、正社員として雇用される可能性も高まるため、場合によっては給料アップも実現するのです。

派遣社員から技術士の資格を得ようとした人もいる

正直に話すと、派遣社員から技術士の資格を得るのはかなり難しく、難題といえるでしょう。しかし、派遣社員から技術の資格を取得しようと努力した人も多数います。派遣社員でも技術士の資格が取れないわけではなく、段階を踏んでしっかりと学習と就業を実施すれば技術士試験に合格し、資格を得られるのです。
派遣社員の中には、技術士の資格を得られる仕事に携わる場合があります。資格を得られるような仕事ができれば、技術士試験を受ける際に多くの経験と知識を得られるでしょう。
どうしても資格を取得したいなら、まずは派遣場所が技術士試験に通用する会社なのか、派遣会社に相談したほうがいいかもしれません。

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